日本ほどではないにしろ、韓国でもコロナウイルスがまだまだ収まらない状況である。
そんな中、韓国の映画館では、どのようにコロナ対策を行っているのか気になっていた。実際に行ってみて、興味深かったので簡単に紹介する。
1.チケット購入の時点から「ソーシャルディスタンス」
私は映画館の券売機でチケットを購入した。その時の操作画面が以下の動画である。
どうなっているのかというと、チケットを映画館で購入する際には、
「“選べる席”がすでに間引きされている」
ということなのだ。
座席選択画面をもう一度見てほしい。


ちょっと見づらいが、座席の種類が上のように分かれている。
左から、
「選択した座席」(紫色のマス。私が購入しようとしている。)
「予約済み座席」(バツ印のマス。すでに他のお客さんが購入済み。)
「選択不可」(灰色のマス。)
「間を空けるための席」(白いマス。)
という意味である。
つまり、購入済みの座席の他に、「そもそも選択できない席」を確保することによって、映画観客同士のソーシャルディスタンスを実現しているわけである。
2.体温測定
これはシンプルである。チケットを購買し、ポップコーンを携えていざ入館しようとすると、下記の写真のように体温測定が求められる。

写真に2台映っている細長い機械の上の部分がカメラとなっている。顔を映し、体温を計測しないと入れないことになっている。
以上、韓国の映画館のコロナ対策を紹介した。