あんにょんはせよ!あつしです!今日は私のおすすめの韓国ドラマ・トップスリーを紹介します!

まずは『賢い医師生活』です。

病院を舞台に、お医者さんの生活を描くドラマなのですが、ただの医療ドラマじゃないんです。
主人公は、大学の医学部入学以来の仲良し5人組のお医者さんです。
歳はもうすぐ40歳ということで、いわゆるアラフォーで中堅のお医者さんたちなのですが、
この先生たちの絡みが滅茶苦茶面白いんです。
医療ドラマというと、手術があったり、患者さんが亡くなったり、シリアスなイメージがあると思いますけど、
このドラマはそういうシリアスなのももちろんありますが、むしろ主人公たちの私生活とか、激務の間をどう楽しむかということに焦点が当たっているんです。
こういう、主人公たちがわちゃわちゃ絡む話って、日本だともはや学園もの、少年漫画とかでしかもう見れないような気がするんですが、
このドラマはアラフォーの大人たちが仕事もしっかりこなしつつ、日常をそれこそ賢く楽しんで行く、というのが描かれているのがいいんですよね。
2つ目が『ハイエナ』です。

これは弁護士が主人公の物語です。主人公のチョン・グムジャ、一匹狼の弁護士です。
庶民派で女性ということで、弁護士の世界でも割と非・主流派を歩んできたという設定ですが、
あることがきっかけで『ソンアンドキム』という大手弁護士事務所にジョインすることになります。彼女にはじつは凄惨な過去があるんですが、ストーリーの中でだんだんと分かってきます。
もう一人の主人公は、ユン・ヒジェ。彼は法曹界のエリート一家に生まれて、ソンアンドキムで順調に弁護士としてのキャリアを築いているのですが、チョン・グムジャとあることがきっかけで出会うことになります。
二人の出会いも面白いですし、その後の展開も予想を裏切ることの連続で面白いんです。弁護士ものというと、裁判での派手な立ち回りばかり強調されがちですが、このドラマはそんな弁護士たちの世界、小規模事務所と大手事務所の世界観の違いとか、大手の中での権力闘争、あとは事件として出てくるスタートアップでの過労死とかストックオプションをめぐる争いとか、かなり現代的なテーマが目白押しで面白いんです。
3つ目が『60日、指定生存者』です。

韓国の国会議事堂が爆破され、演説中の大統領を含めて国家の要人がみんな亡くなってしまうという衝撃的なシーンから始まります。主人公のパク・ムジンは、閣僚の中でもあまりぱっとしない環境問題担当の大臣だったのですが、爆破事件によって空席となった大統領の代わりに、大統領権限代行としていきなり国家運営のかじ取りを迫られるようになります。
ご存じの方も多いでしょうが、これはアメリカ版ので”Designated Survivor”(邦題は『サバイバー・宿命の大統領』)ですが、その韓国リメイクです。ただ、韓国とアメリカの憲法の違いや、韓国の置かれた国際的、国内的な政治状況を考慮して、大幅に作りが変わっています。
このドラマの一番の見どころは、やはり普通の市民である主人公のパク・ムジンが、いきなり大統領という重責を背負わされて、苦悩しながらもその都度素晴らしい決断をしていく姿です。 実はパク・ムジンは大学教授であって、選挙で選ばれた政治家ではないという設定なのですが、そういう政治の素人の主人公が、政治の中心のなかで揉まれて、人間としても政治家としても成長していくのが本当に面白いんです。政治が目指すべき正義とは何か、国を率いる政治家のリーダーシップとはどうあるべきか、といったことに興味がある方にはお勧めです。
動画での解説はこちら
ちなみに、三作ともすべてネットフリックスで視聴することができます。
是非観てみてください!
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