あにゃーせよ!(안녕하세요!)妻を追って韓国に移住した아츠시(@AtsushiSeoul)です!
私の住む韓国でもまだまだ勢いが消えないコロナ(COVID-19)ですが、最近このコロナ対策で感動したものを二つご紹介したいと思います。
感動したコロナ対策その1:地下鉄改札口での「マスク着用」アナウンス
何だそりゃ、って感じだと思いますが、そのまんまです。
地下鉄の改札口に、交通カード(SUICAみたいなやつ)をピッと接触させます。
すると、”마스크를 착용하세요”(マスクを着用してください)というアナウンスが流れるようになったのです!9月くらいからかな?
最近韓国では、交通機関でのマスク着用の義務に対して法的根拠が出来ました。国会でそういう法律が通過したのです。
これによって、マスクをしない乗客には正式に罰することができるようになったようです。
改札口でのアナウンスは、それに合わせたものでしょうか。
感動したコロナ対策その2:高速道路サービスエリアでの、「ワン切り電話での入場証明」
これまた何のこっちゃだと思います。説明します。
不特定多数の人間が集まる可能性の高い施設、例えばレストランやカフェ、その他公共施設はコロナの感染拡大の危険が非常に高いです。
そのため、その日に誰が入場したのかを記録する必要があります。
今までですと、そうした入場記録を取るために
1.普通の紙に個人情報(名前、電話番号、簡単な住所)を書いてもらう
という方式が主流でした。しかし、これには問題点があって、
「他人の個人情報を他の客が見れてしまう」
というものです。考えてみれば当然ですね。そこで、最近出てきたのが
2.客がネイバー(Naver)のホームページから個人QRコードを生成し、店のバーコードリーダーで読み取る
というスタイルです。これならスマホさえ使えれば誰でもできるし、個人情報も守れる。ネイバーは韓国人ならみんな使っているポータルサイト(日本でいうならヤフーくらいメジャー)なので、だいぶ進入障壁も低いはず。スマホさえ使えれば。スマホさえ使えれば。。。

ところが実際問題、スマホを使い慣れていない人も社会の中には多数います。
コロナはスマホリテラシーなどお構いなしに拡散するので、そういう人も含めて入場記録を取る必要があります。そこで、上述の「電話ワン切り」システムです。

この写真は韓国のある高速道路の休憩所(サービスエリア)で撮影したものです。
赤い丸で囲った部分が、電話番号なのですが、サービスエリアの利用者は、入り口でまずこの電話番号に電話をかける必要があります。
私もやってみましたが、「プルルルル…」と電話がなったと思うとすぐに
“인증되었습니다.”(認証されました)
というアナウンスが流れ、自動で通話が終了しました。電話番号をダイヤルしてからメッセージが流れ、切れるまでの時間、約7秒。これなら簡単だし、速いですね。
その施設専用の電話番号を用意するという手間はかかりますが、お客さんの立場からするとこの電話ワン切りシステムが一番便利でした!今後こういう便利な方法が広まるといいですね。
以上、韓国から、最近感動したコロナ対策を二つお送りしました!