偏向する韓国政治報道を前に:声を上げる決意

最近、ヤフーニュースなど日本のメディアで目にする韓国政治に関する記事に疑問を感じています。不正確な情報や偏向した内容が多く、特に韓国の極右勢力の主張をそのまま掲載しているように見える記事が目立ちます。

これまで、私はそうした記事や執筆者について深く考えることを避けてきました。忙しい日々を理由に、気になる内容を見過ごしていた部分もあります。実際、2年前に双子の男の子が生まれてから、育児に追われる中でスマホを触る時間も奪われることが増え、日本での韓国報道に対して意見を述べる余裕がありませんでした。

しかし、本当の理由は別のところにあったのかもしれません。どこかで「日韓友好ムードを壊すのではないか」という後ろめたさがあったのです。特に、ユン政権が誕生した際には、多くの日本の進歩派や日韓夫婦、日韓にルーツを持つ人々が日韓関係の改善を歓迎していたように見えました。それに逆らうような発言をすることをためらっていたのだと思います。

ただ、最近の韓国国内での混乱を目にして、もう黙っているべきではないと感じました。表面的な日韓関係の改善だけでは根本的な問題は解決しません。歴史的な積弊を清算しないままの友好関係は、独裁政治がいずれ崩れるのと同じように長続きしないと考えます。

もちろん、すべての人が同じように考える必要はありません。しかし、私はこれから、偏向した情報やおかしいと感じることに対して、その都度声を上げていくつもりです。これまでのように「忙しいから」「波風を立てたくないから」と無視をするのではなく、真実を追求し、意見を発信する責任を果たしたいと思います。

皆さんも、ニュースを目にしたときに「本当にこれが事実なのか」と一歩立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。その小さな行動が、より正確な情報を共有する社会を作る第一歩になるかもしれません。

Published by Atsushi

I am a Japanese blogger in Korea. I write about my life with my Korean wife and random thoughts on business, motivation, entertainment, and so on.

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