直訳という思想

「誰が彼女をそうさせたのか?」のような文は一発で直訳と分かる。つまり “What has made her do so?”のように、日本語では不自然な文だが、英語では自然な文を、無理矢理英語のニュアンスを残したまま訳した文であるということである。 日本語は漢文を直訳することで文語を発展させてきた歴史があるので、明治以降、近代化の過程で、英語等の西洋語を直訳することが行われてきた。だが、ある時点でそういう「直訳」の努力が失われたと思う。 日本が今後、先進国である韓国に学んでいくためには、まさにこの「直訳の思想」を取り戻さなければならない。そのためには、韓国語を日本語に直訳することを受け入れる必要がある。日本のやり直しはそこから始まる。

Yahoo嫌韓記事・嫌韓コメントに関する小意見

Yahoo嫌韓記事・嫌韓コメントに対しては断固たる措置を取り続ければ必ず無くすことができる。嫌韓とは単なる弱い者いじめの劣情の発露でしかなく、一切の論理性を欠いた社会的な病気なので、韓国が強いと分かれば嫌韓をしている連中は素知らぬ顔をして攻撃の対象を別に移すであろう。 それまでが問題だが、まずはYahoo嫌韓記事・嫌韓コメントの「生態系」を正確に認識する必要があると思う。 ・誰が書くのか ・誰が読むのか ・誰がお金を払うのか ・誰がお金を受け取るのか この4点について、把握する必要がある。 ウェブ上では、良心派市民が「誰が書くのか」「誰が読むのか」についてある程度議論を進めている。だが、「誰がお金を払うのか」「誰がお金を受け取るのか」についてはまだわかりにくい。契約関係などもあり、外部から窺うのは限界がある。しかしながら、把握すべきである。

『大清帝国への道』と多民族国家の萌芽

多民族国家・中国の直近の基層と言える清朝だが、その多民族性の萌芽は既に入関前から見られるという指摘がとても勉強になりました。 ここ に 成立 し た 大 清 国 の 支配 構造 は、 満 旗( 満・蒙・漢)・漢( 長城 以北 の 農耕 地域)・藩( 内 モンゴル 地域) から 成っ て い た。 長城 以北 の 漢族 農耕 地域 を 直接 統治 下 に、 外藩 の 内 モンゴル 地域 を 間接 統治 下 に 置く この 構造 は、 東北Continue reading “『大清帝国への道』と多民族国家の萌芽”

男性特権に関する簡単な考察

太田 啓子『これからの男の子たちへ: 「男らしさ」から自由になるためのレッスン Kindle Edition』大槻書店、2020年を読了した。 その中で一番印象的だったのが、ある教授の言ったとされる言葉である。 講義 名 に「 女性 差別 について」 と 掲げ た とき より「 男性 特権 について」 と 掲げ た とき の ほう が、 男子 学生 の 食い つき が よかっ た そう です。 女性 差別 は 自分 たち に 関係 の ない 話 だ と 思う けれど、「 男性 特権」 だ と 自分Continue reading “男性特権に関する簡単な考察”

2021年第一四半期(1月、2月、3月)振り返り

プロツイッタラーとしては四半期に一回ずつ自分の呟きを振り返る必要があると考えます。 2021年1月、2月、3月、わたくしはどういうことを考え、呟いてきたのでしょうか。 まず1月ですが、とにかく寒かったです。 1月上旬はとにかく最高気温がマイナスの日々が続いたソウルですが、この日は特に寒かった。 アナ雪に憧れて「少しも寒くないわ」とか呟いてたりもしましたが、正直死ぬほど寒かったです。死ぬほどというのは冗談じゃありません。この日ではないものの、死人が出ています。 https://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=5078391 同じ外国人労働者として、胸が痛い事件でした。 寒いととにかくテンションが下がり、1月2月はあまり調子が出なかった記憶があります。それはお財布を見れば如実に表れてもいます。やはりアツシという名前をもって生まれてきただけあり、暑い季節のほうが調子が出るようです。 生まれるといえば、絶賛二世計画中なのですが、ふと妻の親戚に言われた上記の言葉を思い出してツイッターに書いたところ意外な反響がありました。いい話風に受け取ってくれる人もいれば、実はこの発言自体男性中心主義的でもあるという視点を教えてくれる方もおり、勉強になりました。 生活はともかく、社会、政治的な関心ごとについての呟きはどうだったでしょうか。同じく2月に、言語を通じて社会を考えるための呟きをしていました。 ええ、誤字ってますとも。(女偏が正しい) 韓国語はご存じの通りハングルで表記されます。ハングルは表音文字といって、例えば英語のアルファベットのように、音を示す文字の組み合わせによって言語を表現するのですが、これは漢字のような表意文字とは全く違う構成です。漢字のような表意文字は、とにかく字そのものに意味があり、発音は指定されないのです。まあ日本語を読める時点で分かりますよね。 ツイッター含めインターネットでは、ネトウヨがよく韓国語はハングルで表意文字なので、もともとの漢字語の意味が分からなくなっていて言語として断絶している、不完全である、みたいな暴論がよく見られるのですが、それに異論があるので呟きました。 漢字には確かに意味が込められている。しかし、それらは、何千年以上前に漢字が作られた時にはそれなりに意味があっても、現代社会ではむしろ有害なものも含まれているのではないか? 例えば嫉妬というのは、うらやむというネガティブな意味のある言葉ですが、嫉にも妬にも女偏が入っています。これは女性がそういうネガティブな感情の持主であるという古代の偏見の名残です。わざわざそうしたネガティブな意味を再生産する必要があるのでしょうか?別の漢字で置き換えてもいいでしょうし、あるいはまったく違う方法で表現してもいいはずです。 ハングルが出来た時点でも、漢字というのは出来てから数千年経っていたし、そもそも韓国語と中国語は語順など言語体系が大いに異なるので、漢字に固執する意味もあまり無かったはず。 そう考えると、韓国人が多くの言語、文字体系を研究して、漢字とは全く異なる文字体系を発明して自らのものとして採用したのは、やはり偉大だったと思うのです。その偉大さがいまいち日本では理解されていないので、分かりやすくフェミニズムに喩えて呟いたところ、結構反響がありました。 韓国の話やフェミニズムの話はツイッターでは燃えがちですが、特に最近はコロナもあって日本人も自信を無くしつつあるのか、以下のツイートもかなり反響がありました。 書いたままの意味ですが、あえて付け加えるなら、韓国語読みをすると別な印象も味わえるかも知れません。 また、この四半期は韓国語のオンラインコミュニティ(掲示板みたいなの)に僕の韓国語ツイートがデビューするという記念すべきクオーターにもなりました。 訳:[韓国永住権取得のための社会統合プログラムは時間もかかるし負担なので、21日隔離+ヨモギとニンニクを食べるというので永住権をくれればいいのに] 元ネタが分からない人は「檀君神話」で検索だ! このツイートが・・・ https://bbs.ruliweb.com/community/board/300143/read/51193003 こうじゃ(한잘알 일본인=한국을 잘 알고 있는 일본인/韓国を良く分かってる日本人) 嬉しい! これからは韓国でお笑い芸人を目指します! あと、こんな韓国語ツイートも意外に反響がありました。 僕が韓国の女性と結婚した日本人男性だからか、よく聞かれるのが「韓国の女性は日本の女性と比較してどう?」という質問なのですが、僕は日本では女性にモテなかったし比較出来ないんだすまんな。女性は妻しか知らぬ。なんとか見つけた愛をつかむために海を渡ってきた。という内容です。非モテは国を棄てるくらいのガッツを見せないと幸せになれない。 さて、長い冬がようやく終わろうとしています。 これ、本当に不思議なんですが、ソウルの冬は東京とは比べ物にならないくらい寒いですが、終わるときはちゃんと終わるんですよねえ。本当不思議。で、冬の間はスーツにペディンを着ていたようなサラリーマンも、徐々に暖かくなるこの時期、一年でも短いこの時期、「コート」を着ます。コートを着れるのは本当にこの時期限定!いま必死になって着ているところです^^ あと反響があった呟きといえばこれですかね。 韓国で働きたいって人は結構いるんですねえ。まあ僕のフォロワーがそういう人たちなんでしょうけど。時代は変わった! そうそう、ツイッターといえば最近、日記をつけるのにも活用しています。 「前の日の出来事を翌日の朝日記に書く」という運用なのですが、意外と面白くて続いています。日本語でつける週もあるし、韓国語でつける週もありますが、何となく頭の整理になるのでこれからもやってみようと思います。長く書く必要が無いのがツイッター日記のいいところでしょうか。 来週にはいよいよ4月!ようやく暖かくなってきたこの時期、どんな出来事が待っているでしょうか?今から楽しみです!

仁川大公園に行ってきた

仁川大公園に行ってきました。 テーマパーク的な入り口。 湖があります。 湖が本当にきれいなんです。 隣の池はまだ凍っていました。 妻と池を3周ほど散歩し、私はジョギングしました。 こういうすすきのある風景ってすごく韓国っぽいですよね。 指輪のオブジェがあったので妻の手と撮影しました。 途中で近くのカフェに寄りました。 カフェの近くに、樹齢800年という巨大な銀杏の木がありました。 カフェから公園に戻ってみると、先ほどの湖に夕日が落ちていくのが見えました。 夕日がとてもきれいで、満足でした。

今週の #韓国ブロックチェーン (2021年2月15日週)

キーワード:ブロックチェーン/不動産/defi(分散型金融)/金融民主化/釜山 少額で不動産投資が出来るようにするブロックチェーン基盤のプラットフォームを、セジョンテレコムが開発中。投資機会格差の是正を目指すと言う。 記事を見てみたい。韓国でブロックチェーン関係のニュースに強い、Financial New(ファイナンシャルニュース)というところが作成した記事を、同じくブロックチェーンに強い The Block Postが掲載している。 https://www.fnnews.com/news/202102141320313366 本記事の要点は以下の通り。 ・早ければ2021年末から、数千ウォン(数百円)単位での少額での不動産投資を可能にする、ブロックチェーン基盤の収益型不動産ファンドが開始する。このプラットフォームを開発するのはセジョンテレコムという会社であり、セジョンテレコムは2020年に釜山市のブロックチェーン規制自由特区の業者に選定されている。釜山銀行口座の所有者を対象に、オンラインで少額から不動産売買を可能にするサービスを開発中。 ・このサービスの狙いは、投資機会の格差是正及び透明なファンド運用の実現にある。韓国では、この数年不動産投機熱が高まっている。運用資産に乏しい個人等は投資の機会が制限されており、結果として経済的格差が拡大しているが、セジョンテレコムは一般投資家にも小口から投資ができる金融商品を提供することで機会格差是正を狙う。これは、高価な不動産についても、細かく区切ってトークン化することにより可能になる。また、近年韓国では不透明なファンド運用実態が明らかになった事件が発生しているが、ブロックチェーンの改竄不可能性はこうした憂慮無しに透明性のあるファンド運用を可能にする。セジョンテレコムによる不動産ファンド投資サービスでは、資産運用会社と信託会社、銀行、一般事務管理会社等すべてのサービスの参加者たちが商品販売から流通まで各レベルでの取引で発生するデータをすべて分散管理するため、詐欺被害等を予防できる。 ・セジョンテレコムのパク・ヒョジン副社長によれば、このサービスはSTO(Security Token Offering)と呼ばれる、仮想通貨による金融商品の提供の初期段階の例として興味深いものである。セジョンテレコムのサービスは、デジタル証書自体が法的な権利証明をもつのではなく、あくまで銀行口座単位で法的権利が発生するものではあるが、STOを目指して既存の法的枠組みの中で生み出された試みとしては注目に値する。

今日の #韓国カフェ ~永宗島編~

今日は仁川空港があることでも有名な永宗島(ヨンジョンド)のカフェを巡って参りました。 永宗島の位置はこの通り。仁川国際空港があることでも有名です。 1個目のカフェは「カフェ チャムジンドキル28」です。 (住所はこちら) https://m.place.naver.com/restaurant/1252341696/home 海辺のおしゃれなカフェです。 目の前は西海(ソヘ)の海でした。 このカフェの売りはオーシャンビューです。ご覧の通り一面の海景色。 この窓に書いてあるのは「너는 참 예쁘다. 눈부시게 아름답다.」(あなたは本当にきれいだ。眩しいくらい美しい。)という韓国語です。 窓の外の海や空の景色と、内装が素晴らしく調和がとれていました。美意識。 この感性は素晴らしいと思います。 テラス席もあります。海の絶景を、楽な姿勢で楽しむことが出来ます。 内装も綺麗でした。 当然カフェなのでコーヒーが飲めます。アイスアメリカーノが美味しいです。 アイスアメリカーノは5,000ウォンでした。 分かりにくいのですが、対岸の松島(ソンド)が肉眼ではっきり見えました。このあたりが仁川の魅力の一つでしょう。永宗島、松島、江華島、主だった島がそれぞれかなり近くにあってお互いに見ることが難しくないのですよね。 最後に、海とピアノの組み合わせがきれいだったので見ていってください。 続いて訪れたのは、「ウランニトップカフェ」です。 住所はこちら 을왕리탑카페인천 중구 을왕로 70 JNT건물 4층http://naver.me/GvkrzXKe ウランニは、仁川最大の海水浴場です。 このカフェの売りは何と言ってもウランニの海水浴場が一望できるロケーションです。 もちろん、内装も綺麗です。 ここのアイスアメリカーノは5,500ウォンでした。さっきのカフェより500ウォン高いですね。やっぱりいい場所にあると高いんですかね。 このカフェの名前は、トップカフェ。ということで、ルーフトップ(屋上)にも上ってみました。 階段も洒落ています。 屋上から眺める海水浴場もいいですね! 写真に見えるように、海水浴場の目の前は食堂街です。 車で食堂街を通ったのですが、客引きが熱心ですごくにぎやかでした! そうこうしているうちに、屋上から見える夕日が沈みかけていることに気が付きました。 そうでした、実はここには夕日を見るために来たのでした。 というわけで海水浴場に降りて海に向かいました。 無事に夕日に間に合いました! 僕たちと同じように、夕日を見に来た人がたくさんいました。 夕日が西海に沈むまで、見ていました。 永宗島はいいところです。