「Bread and Butter」はパンとバターではない。アメリカ人が仕事でよく使う表現

英語を勉強していると、

「知っている単語なのに意味が分からない」

という表現によく出会います。

その代表例が、

bread and butter

です。

bread はパン。

butter はバター。

中学生でも知っている単語です。

ところが、ビジネスの世界でこの表現が出てくると、全く違う意味になります。

Bread and Butter の本当の意味

例えばアメリカ人はこんなふうに言います。

Sales is our bread and butter.

This product is our bread and butter.

That’s the company’s bread and butter.

ここでの bread and butter は、

パンとバターではありません。

意味は、

主力事業

稼ぎ頭

飯の種

です。

日本語で言うと、

「これで食べている」

というニュアンスになります。

なぜパンとバターなのか

昔の欧米では、

パンとバターは日常生活に欠かせない基本的な食べ物でした。

そこから、

生計を支えるもの

という意味で使われるようになりました。

日本語の

飯の種

と非常によく似ています。

面白いことに、文化は違っても発想は同じです。

半導体業界で考えてみる

例えば、

DRAM is Samsung’s bread and butter.

と言えば、

「DRAMはSamsungの主力事業だ」

という意味になります。

あるいは、

Memory has been our bread and butter for years.

なら、

「メモリビジネスは長年うちの稼ぎ頭だった」

という意味です。

私が働く半導体商社でも、

顧客によって主力商材は異なります。

GPUが強い会社もあれば、

メモリが強い会社もある。

それぞれに bread and butter が存在します。

Main Businessとの違い

もちろん、

main business

と言っても意味は通じます。

しかし bread and butter の方が、

より人間味があります。

単なる主力事業ではなく、

これで会社が食べている

という感覚が伝わります。

だからネイティブは好んで使います。

意外と応用範囲が広い

この表現は会社だけでなく個人にも使えます。

例えば、

Writing is his bread and butter.

彼は文章を書くことで生計を立てている。

Consulting became her bread and butter.

コンサルティングが彼女の収入源になった。

という意味になります。

今日の英語

bread and butter

意味:

「主力事業」「稼ぎ頭」「飯の種」

例文:

Memory products are our bread and butter.

(メモリ製品は当社の主力事業です。)

英語には、単語そのものは簡単なのに、組み合わせると全く違う意味になる表現がたくさんあります。

bread and butter もその一つです。

そして私はこういう表現に出会うたびに、

英語は単なる単語の暗記ではなく、その国の生活や文化の積み重ねなのだと感じます。

Published by Atsushi

I am a Japanese blogger in Korea. I write about my life with my Korean wife and random thoughts on business, motivation, entertainment, and so on.

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