英語を勉強していると、
単語は全部知っているのに意味が分からない表現と、
単語そのものを見たことがない表現があります。
今回紹介する
from the get-go
は後者です。
私は大人になってから英語の記事やポッドキャストを読むようになって初めて知りました。
学校英語ではまず習いません。
しかしネイティブは普通に使います。
From the Get-Go の意味
意味はシンプルです。
最初から
初めから
です。
例えば、
We knew from the get-go that it would be difficult.
最初から難しいと分かっていた。
There were problems from the get-go.
最初から問題があった。
という意味になります。
Get-Go って何?
私が最初に思ったのは、
get = 得る
go = 行く
だから、
「得てから行く?」
何のことだろう?
でした。
しかし実は、
get-go という部分に特別な意味はほとんどありません。
この表現はアメリカ英語の口語表現として定着しており、
丸ごと
from the beginning
と覚えた方が早いです。
語源については諸説ありますが、
現在では
「最初から」
という意味の慣用表現として使われています。
From the Beginning との違い
もちろん、
from the beginning
でも同じ意味になります。
ただし印象が違います。
from the beginning は少しフォーマルです。
一方、
from the get-go は会話的です。
例えば、
I knew it from the beginning.
よりも、
I knew it from the get-go.
の方がネイティブらしい響きがあります。
映画やドラマで耳にするのも後者です。
ネイティブが好む理由
英語には、
意味は同じでもリズムが良い表現があります。
例えば、
- year in and year out
- bread and butter
- by and large
などです。
from the get-go もその仲間です。
短くて言いやすい。
だから日常会話でよく使われます。
私が面白いと思った点
英語学習者は、
つい難しい単語ばかり覚えようとします。
しかし実際にネイティブが頻繁に使うのは、
こうした口語表現だったりします。
例えば、
“commence”
という単語を知っていても、
日常会話では
“start”
の方が圧倒的によく使われます。
同じように、
from the beginning を知っていても、
ネイティブは from the get-go を使う。
こういうところに、
教科書英語と実際の英語の違いを感じます。
今日の英語
from the get-go
意味:
「最初から」
例文:
We knew from the get-go that demand would exceed supply.
(需要が供給を上回ることは最初から分かっていた。)
難しい単語ではありません。
むしろ学校では習わないタイプの英語です。
だからこそ、こういう表現に出会うと、
「英語圏の人は本当にこう話すんだな」
という発見があります。