「Right Up My Alley」――「まさに私の得意分野です」を英語で言うと?

最近読んでいた本の中で、こんな表現に出会いました。

Skipping the small talk was fine, and this case interview was right up my alley.

直訳すると、

「世間話を飛ばしてくれて構わなかったし、このケース面接は私の路地の真上だった」

……となりますが、もちろん意味は違います。

right up my alley の意味

right up my alley

は、

  • まさに自分向き
  • 得意分野
  • 大好物
  • どストライク

という意味です。

日本語なら、

「それ、私の専門です」

「それ、めちゃくちゃ好きなやつです」

あたりが近いでしょう。

例えば、

Semiconductor market analysis is right up my alley.

半導体市場分析は私の得意分野です。

Japanese history is right up my alley.

日本史は私の大好物です。

That sounds right up my alley.

それ、まさに私向きですね。

のように使えます。

alley って何?

alley は

  • 路地
  • 裏通り

を意味する単語です。

ではなぜ「得意分野」になるのでしょうか。

実は語源をたどると、アメリカ英語の bowling alley(ボウリング場のレーン) が関係しているという説があります。

ボールが自然に転がるべき自分のレーン。

そこから、

自分が最も力を発揮できる場所

という比喩になったと言われています。

つまり、

right up my alley

とは、

「それは私のレーンど真ん中だ」

という感覚なのです。

Elon Musk の面接

引用元の本では、著者が初めて Elon Musk と会った場面が描かれています。

雑談はほとんどなく、いきなり製造現場の問題解決についてのケーススタディが始まります。

普通の人なら面食らうかもしれません。

しかし著者は、

this case interview was right up my alley

と言っています。

なぜなら彼は若い頃、食肉加工工場で生産改善のコンサルティングをしていたからです。

つまり、

  • 製造現場
  • オペレーション改善
  • ボトルネック分析

はまさに専門分野だったのです。

だから、

「雑談なんて不要。この話題はまさに私の得意分野だった」

という意味になります。

英語学習者が覚えるべきポイント

英語学習者は

I’m good at it.

ばかり使いがちです。

もちろん間違いではありません。

しかし、

That’s right up my alley.

と言えるようになると、一気にネイティブらしく聞こえます。

例えば、

友人:

Want to join our history discussion group?

あなた:

Absolutely. That’s right up my alley.

こんな感じです。

まとめ

right up my alley

は、

「まさに自分向き」

「得意分野」

「大好物」

を意味する非常に便利なイディオムです。

英語には「好き」と「得意」が同時に含まれる表現がいくつかありますが、

right up my alley

はその代表格でしょう。

私にとっては、

learning languages is right up my alley.

かもしれませんし、

半導体業界で働く人なら、

supply chain problems are right up my alley.

なのかもしれません。

あなたにとっての “right up your alley” は何でしょうか?

Published by Atsushi

I am a Japanese blogger in Korea. I write about my life with my Korean wife and random thoughts on business, motivation, entertainment, and so on.

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